アジャイルベースの
フレキシブルな開発
BAMVの開発は、アジャイル開発の考え方をベースに、市場・ユーザーニーズの変化に合わせて、そのときどきに求められる機能をフレキシブルに開発・実装していく手法で行います。
全体設計を厳密に詰めることに大きな時間は割かず、欲しい機能に優先順位をつけ、必要度の高いものから順に開発。状況によって変動する優先度に応じて、短いスパン(数日~2週間程度)で、次々に機能を追加していく方式で開発をしてまいります。
従来の請負契約でも
SES契約でもない、
『CAOG契約』
従来の契約方式の問題点
請負契約は、発注の時点で成果物やその仕様・要件を厳密に定める必要があり、スタートしたのちの仕様変更も柔軟には行う事ができませんでした。この際、発注者・受注者間の利害が不一致になるという問題がしばしば発生。『ベンダーの動きが悪い』と言う事が起こります。
SESは、最初に成果物や仕様を決める必要はありませんが、実体としては『準委任契約による労働者派遣』に近いものになっており、時間貸しの様な契約形態が一般的です。派遣される労働者の専門性・倫理観・ミッションコミットなどが担保されず、かけた費用に対して成果が比例しないと言う問題がありました。
発注者・受注者の利害の不一致はここでも起きており、成果によらず報酬は一定であるため、派遣労働者のスキルや賃金がなるべく低い方が受注者の益となるうえ、多重の再委託により、労働者を直接雇用しているSES会社の信用にダメージが無い点も、善管注意義務違反を軽視した派遣を横行させる原因となりました。
ベロシティを基準としたCAOG契約
これら、問題を抱えた従来の契約形態には縛られず、BAMVでは、『一定のベロシティを買う』CAOG契約を提案します。契約物となるベロシティは、『ストーリーポイントで算出する。』『人日計算で算出する。』など、ユーザーの慣習やシチュエーションに合った手段を選択することができます。(厳密なベロシティの固定化と、発注者・ベンダー双方にとってフェアな常態の維持はそれなりに難しい為、まずは発注者・ベンダー間に信頼関係があることが前提になります。)
CAOGは運用の内製化を
促進する
すでに運用に乗ったシステムの運用などは、必要な人員数も固定的で、内製向きの作業になるかと思います。内製化には様々なハードルが存在しますが、BAMVにはユーザーの内製化を支援し、ベンダーロックの発生を回避する動機があります。
アジャイルを主力とした少数精鋭志向のベンダーと、安定的な段階に入ったシステムの運用の相性はさほどよくありません、少数名の中心メンバーが永続的にシステムに張り付くことになり、全体の効率が低下します。
BAMVの提供するCAOGでは、ベンダーロックの回避においても、ユーザーとベンダーの利害は一致します。
BAMVの人材育成
次々と変わる要件(優先順位)に即応していくアジャイル開発を行うには、「主体性」「専門性」を兼ね備えた、『自律したチーム』が不可欠です。
BAMVでは、アジャイル開発宣言のエッセンスを取り込んだ「行動指針」を策定し、エンジニア/コンサルタントといった職域に関係なく、一人ひとりがアジャイルの思想を身に着け、実践することを社是としています。
個々がユーザーのビジネスに対し主体性を持ってユーザーと向き合うことで、ユーザーを含めたチームとしてのシナジーも大きくなり、少数精鋭で当意即妙な成果を生む、真の意味でのアジャイル開発を可能にします。